Daft Punk(ダフト・パンク)の楽曲には様々な既存の曲からの引用=サンプリングした素材が組み込まれているのはご存知だろうか。
本記事ではDaft Punk(ダフト・パンク)の楽曲で使われてきたサンプリングの元ネタをまとめている。
Daft Punk(ダフト・パンク)が世に放ってきた有名なリフやフレーズもサンプリングだったりする。
- One More Time:サンプリング元「More Spell On You」
- Da Funk:サンプリング元「I’m Gonna Love You Just A Little More Baby」
- Aerodynamic:サンプリング元「II Macquillage Lady」
- Crescendolls:サンプリング元「Can You Imagine」
- Harder, Better, Faster, Stronger:サンプリング元「Cola Bottle Baby」
- Contact:サンプリング元「We Ride Tonight」
- Digital Love:サンプリング元「I love You More」
- Robot Rock:サンプリング元「Release The Beast」
- Technologic:サンプリング元「Video Games」
- Superheroes:サンプリング元「Who’s Been Sleeping In My Bed」
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One More Time:サンプリング元「More Spell On You」
「One More Time」にはEddie Jonesの「More Spell On You」という楽曲がサンプリングされている。
「More Spell On You」のイントロを細かく分割し、順番を入れ替え、さらにキーを変え、再構築することで「One More Time」の印象的なリフが奏でられている。
両者を聴き比べてみると確かに同じ音色である。
Da Funk:サンプリング元「I’m Gonna Love You Just A Little More Baby」
「Da Funk 」では「I’m Gonna Love You Just A Little More Baby」からドラムをサンプリングし、テンポ・アップさせて使っている。
Aerodynamic:サンプリング元「II Macquillage Lady」
「Aerodynamic」のギラついたリフの裏で流れている、サブのトリッキーなリフがSister Sledgeの「II Macquillage Lady」から引用されている。
原曲をあまり加工せず、素材の味を生かしたサンプリングだと思う。
Crescendolls:サンプリング元「Can You Imagine」
「Crescendolls」のメインリフはThe Imperialsの「Can You Imagine」という曲から同じく、リフがサンプリングされている。
Harder, Better, Faster, Stronger:サンプリング元「Cola Bottle Baby」
「Harder, Better, Faster, Stronger」には「Cola Bottle Baby」から特徴的な跳ねるようなフレーズがサンプリングされている。
Contact:サンプリング元「We Ride Tonight」
「Contact」では「We Ride Tonight」のイントロをサンプリングし、そのままイントロに用いている。
Digital Love:サンプリング元「I love You More」
こちらもイントロをサンプリングしている。
また、引用先の「Digital Love」ではフィルターを掛けて”こもった音”にしているのが良い。これで宇宙空間の様な印象を受ける。
Robot Rock:サンプリング元「Release The Beast」
イントロとメインリフをサンプリングし、ほぼそのまま引用している。
Technologic:サンプリング元「Video Games」
「Technologic」の特徴的なボーカルは「Video Games」をサンプリングしているそうだ。
だが引用元をだいぶ加工しているので、具体的にどの部分をサンプリングしているのかは聴き比べても分からない。
Superheroes:サンプリング元「Who’s Been Sleeping In My Bed」
「Superheroes」は「Who’s Been Sleeping In My Bed」からボーカルのフレーズをサンプリングしている。
その”切り抜き方”がおもしろい。
「Who’s Been Sleeping In My Bed」の歌詞の単語の隙間を切り抜くのではなく、ある単語の途中から切り抜いている。
その結果、「Superheroes」の歌詞はよく分からない母音から始まるフレーズが繰り返されるという独特な曲になっている。
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