ディスクレビュー

Level:⭐️⭐️⭐️

【アルバム】Hellfireはblack midi(ブラック・ミディ)によるプログレ的コンセプトアルバム

black midi(ブラック・ミディ)のサード・アルバム『Hellfire』の評価観点は様々あるものの、私が注目するのが時代に逆行したアルバムであるという点だ。具体的にはキングクリムゾンのようなサウンドでプログレ的なアプローチをし、さらにアルバム全体として“地獄”というテーマを持ったコンセプトアルバムの作りになっている点である。
Level:⭐️

【アルバムレビュー】マイケル・ジャクソン:スリラー

アルバム『スリラー』(Thriller)の凄さは“マイケルによるブラック・ミュージックのポップへの昇華”だと思う。 前作『Off The Wall』を踏まえての次作『スリラー』でマイケルは新たな音楽的挑戦が求められていたのではないだろうか。 そしてその成功による“キング・オブ・ポップ”の称号獲得と言えよう。
Level:⭐️

アルバム解説 – 聖なる館(Houses of the Holy) – レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)

ツェッペリンの売りのハイトーンかつ激しいギターは影を潜めた。代わりに煌びやかなサウンドスケープが広がる。そして本作はツェッペリンのキャリアの中でも異色の作品である。だから本作を通してしか見れない彼らのサウンドがある。そして邦題の「聖なる館」というタイトル通り、ミステリアスかつ美しく、少し不気味な世界観のアルバムである。
Level:⭐️

アルバム解説-Room On Fire-The Strokes

”Room On Fire”以降、彼らはガレージロックを踏襲しつつも独自のサウンドを追求し始めるため、本作が純粋なガレージロックリバイバルの集大成と言えるだろう。そしてこの”Room On Fire”は歌詞の世界観だけで見ると「うまくいかない男女関係」をテーマにしたコンセプトアルバムのようにも見えて楽しい。
Level:⭐️

アルバム解説–Definitely Maybe–Oasis(オアシス)

今回紹介するのはオアシスのファーストアルバム”Definitely Maybe”。なんと言っても「オアシス伝説」の始まりを感じさせてくれる一枚だ。そして強気な事にその一曲目が「俺はロックンロールスターだ!」という曲だ。そして現在、オアシスはその称号に恥じないロックの王者として君臨し後世への影響を与え続けている。
Level:⭐️

アルバム解説-V-The Horrors

今回紹介するのは”The Horrors”(ホラーズ)が2017年にリリースした”V”というアルバムだ。そして本作はダークで不気味な世界観を持つがこれは幽霊的な怖さでは無く、SF的な怖さだと思う。「溶けた人間の顔が混ざり合った」アルバムジャケットや機械という意味の”Machine”という曲が含まれていたりする。
Level:⭐️⭐️

アルバム解説-狂気(The Dark Side of the Moon)-ピンクフロイド(Pink Floyd)

邦題「狂気」と呼ばれるこのアルバムはプログレの入門としてもピッタリだ。このアルバムは「人間の持つ狂気を表現した」というコンセプトを理解した上で聴くと、それぞれ曲ごとに映画のシーンの様な情景が見えて来ると思う。プログレらしい仰々しさを持ちつつも、その魅力を感じやすい為、プログレの入門としてオススメしたい!
Level:⭐️

アルバム解説-Tourist History-Two Door Cinema Club

今回紹介するのはTwo Door Cinema ClubのファーストアルバムTourist History。正統なインディーロックを継承しつつも現代的でダンサブルなノリの良いドラムビートで構成されている。そしてどの曲も盛り上がるサビが用意されてるので洋楽聴いたこと無い人も気に入ってくれると思う。
Level:⭐️⭐️

アルバム解説-ホワイトアルバム-The Beatles

激動の時代に作られた名作ホワイトアルバム内の全曲を深掘りしていきます。 この記事で曲の持つ世界観を伝えたいと考えています。そして聴いたことがない人にも興味を持ってもらえるように、私がなるべく直訳した邦タイトルを付け、印象的なワンフレーズもピックアップします。皆さんがホワイトアルバム聴きたくなってくれたら嬉しいです。
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