ライブを見よう!
今回はオススメのライブ映像をチョイスしました。
観客の熱狂を間近に感じるストロークスのギグや、レディオヘッドのスタジオセッション、フジロックでヘッドライナーを勤めるレッチリなど、どれも見応えがあるので是非見てほしい。
フル尺で映画を見る様な気分で楽しんでもらえたらと思います。
The Strokes – Live at MTV Dollar Bill Concert 2002
ファーストアルバム”Is this it”の頃のライブ映像だと思われる。
シーンに出てきて間もない頃だが、既にガレージロックリバイバル代表の風格を漂わせて来る。
それくらいの圧倒的パフォーマンス。
そしてこの360℃全方向を観客に囲まれ、赤色を基調とした照明の演出はとても印象的だ。
メンバーのビジュアルや立ち振る舞いも個性がありつつもとても魅力的だ。
特にボーカル、ジュリアンのジャケットがかっこいい
In Rainbows | Radiohead | From The Basement
こちらはライブというよりはスタジオセッションの映像だ。
だから観客向けのパフォーマンスというよりはメンバーそれぞれが向き合いながら息を合わせて奏でるサウンドやその時の空気感を楽しむことが出来る。
また、楽器や配線、エンジニアとの掛け合いなど、バンドパフォーマンスの裏側も感じることが出来る。
時期としてはアルバム“In Rainbows”リリース時の映像と思われる。
そのため、演奏されるのは同アルバム内の曲中心である。それもまた醍醐味だ。
普段はスタジアム級の会場でライブを行う事もあるレディオヘッドだが、このようなミニマルなセットで行われる珍しいセットリストのギグは見応えがある。
Red Hot Chili Peppers Fuji Rock 2006 Full Show
2006年フジロックのライブ。レッチリと言えば”Slane Castle“でのパフォーマンスの方が有名だと思うが、私個人的にはレッチリのベストライブだと思っている。
2006年といえばレッチリがアルバム“Stadium Arcadium”をリリースした年でそのリリース直後の来日であった。
そしてこのアルバムこそレッチリのディスコグラフィーの中で私の1番のお気に入りであり、このライブは普段の欠かせないキラーチューンに加えて同アルバム内からの曲が多く盛り込まれた最高のセットリストだったのだ。
このライブを生で観たかったなというのが私の叶わぬ夢だ。
レッチリメンバー全員のパフォーマンスが円熟味を増してきたのもこの頃だと思う。
演奏面などの技術面はもちろんだが、コミカルな動きでベースを弾きながら時折、観客を煽るフリーや、ジョンのビジュアル面での「見せる」ギタープレイング、そして壮大なイントロのジャムセッションなど、とにかく圧倒される最高のパフォーマンスを楽しめる。
コメント