第20位:A Day In The Life
”A Day In The Life”の魅力は曲展開だと思う。
テーマが”Life=人生”であり、壮大なスケールのサウンドである。
そして突如、轟音に包まれた後、トンネルを抜けたように別世界に誘わなれる。
これがビートルズの描く「人生における、ある日」なのだ。
第19位:Day Tripper
二つの意味の「トリップ」をテーマにした”Day Tripper”も初期ビートルズの完成形。
オリジナル・アルバムに収録されていないのが残念。
第18位:She Said She Said
ビートルズ史上最高のサイケデリックのアルバムは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』であるが、個人的にビートルズで最もサイケ色が強いと感じるのがアルバム『リボルバー』に収録されているShe Said She Said”である。
第17位:Lady Madonna
筆者がビートルズ史上、最もピアノ伴奏が美しいと思うのが”Lady Madonna”である。
どちらかとビートルズ活動後期の楽曲であるが、良い意味で陰鬱な「後期らしさ」が無く、かと言って初期の甘酸っぱさも無い、軽やかな大人の曲だ。
第16位:Revolution 1
ビートルズにはベスト盤に収録されいるものなど複数のレボリューションのバージョンがある。
そんな中でも私の一番のお気に入りは『ホワイト・アルバム』収録の”Revolution 1”だ。
チャック・ベリー的なイントロとスローなロックンロールがビートルズのディスコグラフィーの中でも唯一のものかなと。
第15位:Here Comes The Sun
ビートルズ活動後期の解散ムードが漂ってきた頃、ジョージ・ハリスンは才能を開花させた。
そしてこのアルペジオが美しい”Here Comes The Sun”を作り上げた。
曲名通り、太陽の日差しのような暖かい曲だと思う。
第14位:And Your Bird Can Sing
”And Your Bird Can Sing”は2本のリードギターが同じフレーズをハモリで弾いているところが魅力的だ。
疾走感がありながらギラついたリフは当時、傾倒していたサイケ的な要素であると思っている。
第13位:I Saw Her Standing There
アルバム『Please Please Me』の中では同じくフェイバリットに挙げる人も多いのではないかと思う。
歌詞は初期独特の「かわいい女の子に憧れる歌」であり、個人的にこの曲のベースラインを暗記することで当時のロックンロール的な曲進行を学んだ、思い入れのある曲だ。
第12位:She Loves You
同じく初期のビートルズで最も有名、人気なのがこの”She Loves You”ではないだろうか。
同じ時期の曲ということもあり、先に述べた”I Saw Her Standing There”と共通の世界観を持ちながらも、より情熱的に愛やら恋についてシャウトしてると思う。
そしてこの熱量は現代人が聴いても古臭いものではなく、心に響くものであると信じている。
第11位:Paperback Writer
ポールの作った”Paperback Writer”は大好きな曲であるが、ジョンの作った”Day tripper”に似ているとよく言われている。
そして先に制作された”Day tripper”の「下位互換である」とジョンにこき下ろされたらしい。
そういうストーリーも含めて大好きであるが、確かに頭の中で曲が混ざることがある。
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